【 ドリンク剤 】に関するアンケート調査（第12回）

慢性的に疲労を感じている人は、「感じている」「やや感じている」を合わせて6割弱です。男性40〜50代では各6割強、女性10〜50代では7割前後と高くなっています。

ドリンク剤・滋養強壮剤の飲用銘柄は（複数回答）、「リポビタン」が14.6％、「アリナミン」「チオビタ」が7〜9％です。「チョコラBB」は、女性若年層でやや高くなっています。

ドリンク剤・滋養強壮剤の飲用者は3割強、2019年調査以降減少傾向です。週1回以上飲む人は1割、慢性的に疲労を「感じている」と回答した人では4割強と高くなっています。

ドリンク剤・滋養強壮剤飲用者の飲用シーンは（複数回答）、「疲れがたまっているとき」が69.2％、「風邪気味・発熱など体調が悪いとき」が30.8％、「栄養補給をしたいとき」「気合を入れたいとき」が各2割強です。
「疲れがたまっている」は女性で比率が高く、特に40〜60代で顕著です。『キューピーコーワ』主飲用者では「肩こり・目の疲れを解消、緩和したい」、『チョコラBB』主飲用者では「肌あれ・ニキビを改善したい」、『ヘパリーゼ』主飲用者では「二日酔い・悪酔いを予防、解消したい」、『ユンケル』主飲用者では「風邪気味・発熱など体調が悪い」が他の層より高くなっています。

ドリンク剤・滋養強壮剤飲用者の重視点は（複数回答）、「効能・効果」「価格」が各5割前後です。続く「味」は39.0％、10〜30代では50％台となっています。
『リポビタン』主飲用者では「味」、『アルフェ』主飲用者では「成分、添加物」が1位です。『エスカップ』『チオビタ』主飲用者では「価格」「味」が上位2位で、「効能・効果」は低くなっています。一方、『ヘパリーゼ』『ユンケル』主飲用者では「効能・効果」の比率が高く、「味」「飲みやすい」「価格」は低くなっています。

今後のドリンク剤・滋養強壮剤を飲みたいと思う人は、「飲みたい」「まあ飲みたい」を合わせて3割弱です。男性40代でやや高くなっています。また、月1回以上飲む人では8〜9割みられますが、非飲用者では約6％です。

＜飲みたい＞飲むと気分的に身体の疲労感が一時でも和らぐ気になる。（男性54歳）
＜飲みたい＞全然飲まなかったのですが風邪をひきかけた時や疲労がたまっているときに家族に勧められて飲んだらどうにか踏ん張れたので調子の悪い時は飲みたいなと思ったので。（女性62歳）
＜飲みたい＞ドリンク剤で元気を出さないとやっていられないほど疲れているので。（女性34歳）
＜飲みたい＞眠気防止や栄養補給の観点から摂取したい。（男性44歳）
＜飲みたくない＞体に悪そうだから。もう一つは、飲んでいる人は、いつも飲んでいるイメージがあるので、お金がもったいないと思います。（男性50歳）
＜飲みたくない＞効果が期待できなさそうなのと、飲む事が癖になりそうだから。（女性49歳）
＜飲みたくない＞甘いのが多いので、頻度はできるだけ少なくしたい。（男性72歳）
＜飲みたくない＞ドリンク剤を使うほど仕事などに勤しむつもりがないから。（男性41歳）