【 ボディソープ・石けん 】に関するアンケート調査（第４回）

　入浴時に「ボディソープのみ」を主に使う人は45.3%、「石けんのみ」を主に使う人は30.5%、です。「ボディソープ、石けんの両方を使う」は22.0%となっています。「ボディソープのみ」は、20・30代で各5〜6割と、高くなっています。
　

　入浴時に身体や顔、髪の毛などを石けんで洗う人は、全体の5割強です。「浴用石けん(多用途)」が39.6%で、高年代層での比率が高くなっています。ボディソープは全体の約65%で、20・30代での比率が高くなっています。「洗顔料(石けん以外)」は31.8%で、女性では5割弱と、男性より高くなっています。

　ボディソープで「身体だけ」洗う人は、ボディソープ利用者の79.9%、女性では9割強です。「身体、顔(髪の毛以外)」は14.0%で、男性40代以上では2割強と高くなっています。

　石けんで「身体だけ」洗う人は、石けん利用者の43.4%、「身体、顔(髪の毛以外)」が33.5%です。女性では「身体だけ」が5割強で、男性より比率が高くなっています。「身体、顔(髪の毛以外)」は男性の高年代層での比率が高い傾向です。

　ボディソープ利用者の、ボディソープ選択時の重視点は「価格」が48.1%、「メーカーやブランド」「好みの香り」「泡立ち」「洗いあがりの感触(さっぱり、しっとりなど)」が各3〜4割で上位です。女性の方が比率が高い項目が多く、「好みの香り」「洗いあがりの感触(さっぱり、しっとりなど)」などは、特に男女差が大きくなっています。

　石けん利用者の、石けん選択時の重視点は「価格」「メーカーやブランド」が各4割、「泡立ち」「好みの香り」が各20%台で上位にあがっています。女性の方が比率が高い項目が多く、「好みの香り」「成分、添加物(無添加、天然成分など)」「洗いあがりの感触(さっぱり、しっとりなど)」は、男性を約13〜15ポイント上回ります。ボディソープ利用者の重視点と比べると、「成分、添加物(無添加、天然成分など)」が上位となっています。
　
　

◆ボディソープのみ利用者
・加齢臭用せっけんなのにあまり効果が感じられない(男性 49歳)
・ボディソープの詰め替え品は詰め替えにくいので改良してほしい(男性 61歳)
・ボディソープは石鹸に比べて割高感がある。(女性 53歳)
◆石けんのみ利用者
・保湿成分が多いものだとすぐに溶けてしまうこと。(女性 49歳)
・店頭でボディソープに押されてか、石鹸の置き場所が分かりにくい場所に並んでいることが多い。(女性 49歳)
・石鹸は使用していない時、保管の仕方がわからない。ケースに入れてますが、触った時、べとべとします。(女性 55歳)
◆両方（ボディソープ、石けん）利用者
・中年期以降の為のボディソープが欲しい!加齢臭が気になるお年頃なので……(男性 50歳)
・石鹸が濡れているとおいている間にとろけてしまうところが気になる。ボディソープはあまり汚れが落ちている気がしない。(女性 60歳)
・敏感肌用のボディーソープは、すすいでもすすいでも肌がヌルットしていて気持ちが悪い。石鹸は、さっぱりしていいが皮脂が取れすぎて肌がかゆくなる時がある。(女性 52歳)