【 定額制音楽配信サービス 】に関するアンケート調査（第６回）

利用している音源・音楽コンテンツは（複数回答）、「動画共有サイト」が44.3％、「ラジオやテレビなどで流れる音楽」が39.4％、「CDを買う」が35.0％となっています。過去調査と比べて、「動画共有サイト」「定額制音楽配信サービス」は増加傾向、「CDをレンタルする」は減少傾向です。

直近1年間に定額制音楽配信サービスを利用した人は2割、2017年以降増加傾向です。「ほとんど毎日」は直近1年間利用者の2割弱、10・20代では4割弱となっています。

直近1年間に定額制音楽配信サービスを利用した人に、利用したサービスを聞いたところ（複数回答）、「Prime Music（Amazon Music）」が35.9％、「You Tube Music Free」が28.3％、「Amazon Music Unlimited（Amazon Music）」が22.0％、「Spotify」が20.7％となっています。過去調査と比べて、「Spotify」が増加傾向です。

定額制音楽配信サービス選定時の重視点は（複数回答）、「月額料金」が直近1年間利用者の47.6％、「無料版・無料お試しの充実度」が34.7％、「好きなアーティストの楽曲の充実度」が30.1％、「楽曲の曲数」が28.2％です。利用頻度が『ほとんど毎日』『週4〜5回』の層では、「月額料金」「楽曲の曲数」が上位2位となっています。

定額制音楽配信サービスを利用する機器は（複数回答）、「スマートフォン」が直近1年間利用者の66.6％、「パソコン」が47.2％、「タブレット端末」が18.2％です。「スマートフォン」は女性や若年層で比率が高く、女性10〜40代では8〜9割みられます。『Amazon Music Unlimited』『Google Play Music』主利用者では、「スマートスピーカー」が2割前後と他の層より高くなっています。

定額制音楽配信サービスの利用意向者は2割弱、2017年調査以降増加傾向です。若年層で比率が高く、10・20代では4割強、30代では3割弱となっています。利用頻度が『ほとんど毎日』『週4〜5回』の層では各9割強、『週1回以下』の層では5〜6割、利用未経験者では約5％です。非利用意向者は6割弱となっています。

『利用したい』
・仕事中やプライベートでも音楽をかけているので、必要不可欠。どんな手段でも利用したい。（男性52歳）
・一度使い始めると便利で手放せない。どの歌手もサブスク解禁してくれたらいいのにな。（女性40歳）
・月額1000円で、新しい音楽に出会えるので、非常に便利。今までは、レコード店で視聴して購入を検討したりしていた音楽に簡単に出会える。（男性39歳）
『利用したくない』
・定額支払ってたくさんの音楽を聴く時間はない。（男性31歳）
・CDで聞くのが好きだから。（CDを買って、アーティストに貢献したいから。）（女性39歳）
・定額出すぐらいなら動画サイトかラジオで十分、聞きたいものだけ買えばいい。そんな感じ。（男性45歳）
『どちらともいえない』
・月額料金に見合った曲の配信があるかどうか分からないので。（男性64歳）
・自分の好きなアーティストの曲が取り扱われていないことが多いため。（女性35歳）